上姉体地区下部工工事

大谷翔平選手の地元工事が完成しました⚾
工期:令和6年4月1日~令和7年1月14日
工事内容:橋台2基施工
     
 この工事は、国土交通省発注の一般国道4号水沢東バイパスで茂井羅南堰に架かる橋の下部工工事を施工しました。
この橋台には場所打杭(杭径1000mm、杭長8.5m~9m)をA1橋台に8本、A2橋台に10本施工しました。場所打杭の施工には80t級のクローラークレーンと全周回転型掘削機を使用しました。橋台は地上面から約3.7m掘り下げて構造物を造るため、構造物の床掘り範囲を鋼矢板(L=8.5m~9m)で油圧クレーン70t級と高周波型バイブロハンマーを使用して打ち込み囲いました。
下部工の生コンの品質管理では暑中での施工の為、散水養生を24時間自動で散水が行えるように、散水時間はタイマーで設定できるようにし、給水タンクには水切れを防ぐための水量を感知するセンサーを取り付けて散水養生を行いました。この設備を使用することで、生コンの必要な湿潤養生期間の間、十分な湿潤状態を保つことできました。また、自動散水を行うことで作業員の省人化の効果が得られました。
施工場所の周囲には住宅・アパートがあり、工事では大型の建設機械を使用するので、工事で発生する騒音・振動に注意しながら行いました。

 近隣住民の皆様、騒音や振動など気になる点があったかと思われますが、完成まで見守っていただきありがとうございました。

施工前

施工後

施工前
施工後
施工後
施工後